2023.7.6

もう迷わない。沖縄のホテル選びのポイントを教えます。

コロナサンセットフェスティバルで、いざ沖縄へ。そうは決まったものの、ホテルはどうしよう。日本のみならず、海外からも多くの観光客が訪れる沖縄では、ホテル選びも至難の業。たとえエリアや予算で絞り込んでも、その候補は膨大で、どうも決めきれません。そこで提案です。どんな風に沖縄で過ごしたいか。まずはそこから絞り込んでみてはどうでしょう? これまでのアプローチでは導き出せない、ホテル選びの最適解が見つかるはずです。

昼も夜もしっかり遊びたい

ホテル ストレータ 那覇(南部 / 那覇)

せっかく沖縄に来たのなら、昼も夜も出歩きたい。そんなアクティブ派に自信を持っておすすめしたいのが、『ホテル ストレータ 那覇』です。ゆいレールの美栄橋駅から徒歩30秒、国際通りまで徒歩5分という絶好のロケーションで、レンタカーがなくとも不便はしません。ロケーションもさることながら設備も充実。中庭にはガーデンプールと子供用プールを備え、沖縄の中心部にいながら、しっかりとリゾート気分に浸ることができます。さらに最上階には那覇の街を一望できるルーフトップバーを完備。沖縄最後の夜はここで締めましょう。


コンパクトで機能的な客室から、グループやファミリーでゆったりと過ごせる多人数対応の客室、さらに三方をガラス窓で囲んだスイートルームまで、利用シーンに合わせた計10タイプの客室を揃えています(画像はガーデンテラスツイン)。首里織のクッションや、やちむんのランプシェードなど、沖縄の工芸作家とコラボレーションした客室備品が、シンプルで無駄のない空間に南国のアクセントをプラスしています。

ホテル ストレータ 那覇
沖縄県那覇市牧志1-19-8
098-860-7400
公式ウェブサイト :https://okinawa-uds.co.jp/hotels/strata-naha/

プライベート空間でまったり過ごしたい

SHINMINKA Villa TAMASHIRO(北部 / 今帰仁)

ファミリーやグループでの旅行となると、ホテルは少し味気ない気がします。せっかくの機会なので、1日1組限定のプライベートヴィラなんていかがでしょうか? この『SHINMINKA Villa TAMASHIRO(新民家ヴィラ 玉城)』は、沖縄を拠点に木造建築の新たな価値を創出するプロジェクト〈新民家〉が運営する宿泊施設のひとつ。木々に囲まれた250坪の敷地には、木造建築の母家と離れ、そしてプールが完備されています。最大宿泊人数は6名。気の置けないメンバーで、悠々とした島時間を過ごしましょう。


〈新民家〉の木造建築は、建物の外周360度が開口する開放的な造りで、あらゆる角度から自然と共生するランドスケープが楽しめます。またその設計ゆえ、外から入る風が空間全体に行き渡り、高温多湿の沖縄でも過ごしやすいのが特徴。夕暮れとともに料理を作り、皆でワイワイと食事を楽しみ、そして食後にまったりと語らう。そんな古から続く沖縄の営みが体感できる宿泊施設です。

SHINMINKA Villa TAMASHIRO
沖縄県国頭郡今帰仁村玉城821
公式ウェブサイト :https://www.shinminka-villa.com/tamashiro

沖縄でも「ととのい」たい

ホテル・アンドルームス那覇ポート(南部 / 那覇)

サウナにハマると、旅行や出張のホテル選びが「サウナ完備」になります。 しかし、一年を通じて温暖な気候に恵まれた沖縄において、サウナ付きホテルはそこまで充実していないのが実情。そんな沖縄において、本格的なサウナが楽しめる、と評判を呼んでいるのが『ホテル・アンドルームス那覇ポート』です。“ととのえ親方”こと松尾大氏率いるプロサウナー集団〈TTNE〉が監修したフィンランド式サウナは、まるで海底にいるかのような幻想的な空間設計で、普段のサウナでは味わえない「ととのい」の世界へ貴方を誘います。


客室タイプは全5タイプ(画像はデラックスツイン)。スタイリッシュ&シンプルな空間デザインで、すべての客室にベッドとして使えるソファをレイアウトしています。また客室備え付けのタブレットからは、サウナやルーフトッププールの混雑状況が一目でチェックできます。ロケーションは国際通りから車で5分圏内という好立地。サウナを楽しんだ後、繁華街に繰り出せば、すぐにサウナ飯にありつけます。

ホテル・アンドルームス那覇ポート
沖縄県那覇市西2-23-1
098-861-8111
公式ウェブサイト :https://www.hotel-androoms.com/anp/

海ではなく森で過ごしたい

Treeful Treehouse(北部 / 名護)

どうしても海のイメージが強い沖縄ですが、本島北部にはユネスコの世界遺産に登録されたやんばる(山原)の森があります。この『Treeful Treehouse(ツリーフル ツリーハウス)』は、原生林が残る森の中にある大アカギに建てられたツリーハウス。地上から床部までの高さは10メートルほど。螺旋階段を登り室内に入ると、見渡す限り森に囲まれた全方位のジャングルビューが望めます。木々のざわめきや川のせせらぎ、鳥のさえずりをBGMに、やんばるの雄大な自然を五感で感じる。これ以上の贅沢はありません。


ツリーハウスに併設する高床式のエアロハウス。その内装デザインは、国内外のラグジュアリーホテルをクライアントに持つ空間デザイナーの小市泰弘氏によるもの。リビング&ベッドスペースには大きな窓を配し、自然とシームレスにつながる演出が行き届いています。このエアロハウスには4名、そしてツリーハウスには2名の最大6名の宿泊が可能。また宿泊者限定でサウナを備えたツリーハウスの利用がオプションで追加できます。

Treeful Treehouse
沖縄県名護市源河2578
公式ウェブサイト :https://treeful.net/ja/

ニューオープンのホテルに泊まりたい

Southwest Grand Hotel(南部 / 那覇)

ホテルの建設ラッシュが続く沖縄において、この夏もっとも注目を集めるホテルのひとつ。それが那覇にオープンする『Southwest Grand Hotel (サウスウエスト グランドホテル)』です。客室は全5タイプで、スタンダードな客室でもその広さは45㎡以上。国際通りの中心部に位置するロケーションでありながら、この贅沢なスペース使いは他に類を見ません。沖縄の空と海の青をイメージしたファブリックや木の温もりを感じる空間で、ゆったりとしたホテルステイを満喫してみては。


充実した設備のなかでも特筆すべきはレストランです。1階にはオープンキッチンスタイルのオールデイダイニング、個室やテラス席のある和食レストラン、素材や調理法にこだわった鉄板焼店と、趣の異なる3つのレストランを備えています。さらに11階には那覇の街を一望できるダイニングがあり、朝はビュッフェ、夜はサンセットバーとしてお楽しみいただけます。

Southwest Grand Hotel
沖縄県那覇市久茂地3-29-7
公式ウェブサイト :https://southwestgrand.com