コロナサンセットフェスティバルの舞台は沖縄。平時は年間1000万人の観光客が訪れる日本屈指の観光地だけあって、お土産品も多彩です。それを一点一点吟味するのも旅の楽しみではありますが、あいにく滞在時間は限られています。そこで考えました。沖縄らしさがあって、それでいて喜んでもらえるお土産品とはなんだろう？ その答えを探るべく、沖縄を知り尽くしたメディアや編集者の方、そして日頃から沖縄と県外を行き来するローカルの方々に、沖縄土産の正解を聞いてみました。これさえ買っておけば、フェスを満喫した後のお土産選びに時間は取らせません。

TIMELESS CHOCOLATEの純黒糖チョコレートテリーヌ / ¥3,800

“奥ゆかしくて、濃厚な味わいが素晴らしい。お持ち帰りのできる沖縄のお土産品の最高峰です”
by Champlu

カカオ豆から板チョコレートができるまでの全行程を一貫して行う、“Bean to Bar”スタイルのショコラトリー〈TIMELESS CHOCOLATE〉。小麦粉などの粉類を一切使用せず、沖縄県産の純黒糖と卵、自家焙煎カカオ豆、そしてバターのみで作られたチョコレートテリーヌは、素材本来の優しい甘みと、濃厚なカカオの余韻が存分に楽しめます。1センチほどにスライスして、少しずつ味わいましょう。

▼ 教えてくれた方
Champlu | 沖縄から新たな文化を発信するヒト・モノ・コトにフォーカスしたカルチャーメディア。今夏、第2弾となるガイドブックを刊行予定。
公式ウェブサイト :https://champlu-media.com

▼ 買えるところ
北谷『TIMELESS CHOCOLATE Seaside Chocolate Factory』、オンラインストアなど

お問い合わせ

TIMELESS CHOCOLATE

公式ウェブサイト :https://champlu-media.com

上間菓子店のスッパイマン 甘梅一番（たなねし）/ ¥172

“いくつかバリエーションがありますが、柔らかい食感で甘い味つけの（たねなし）が好きです。細かく切ってサラダのトッピングにするのもオススメです”
by 照屋健太郎

赤と黄色のカラーリングとアメコミ調のキャラクター。沖縄に訪れた人は誰しもが目にしたであろう乾燥梅干し「スッパイマン」は、40年以上に渡り愛される沖縄生まれのお菓子。種のあるベーシックタイプから、ソフトな食感の（たなねし）、やや硬めに乾燥させた（たねぬき）と、バリエーションは豊富。またコラボ商品の開発も積極的で、意表をついたマッチングが毎回見る者をザワつかせています。

▼ 教えてくれた方
照屋健太郎 | 沖縄に数店舗のアパレルショップを運営するトライラボ代表。今年4月には那覇の国際通りから一本入った浮島通り沿いにセレクトショップ『FIGURE OKINAWA』をオープン。
インスタグラム :https://www.instagram.com/figure_okinawa/

▼ 買えるところ
那覇『スッパイマンショップ』やスーパー、コンビニなど

お問い合わせ

上間菓子店

公式ウェブサイト :https://www.amaume.co.jp

サンゴに優しい日焼け止め 40g（ベージュ）/ ¥3,272

“天然の植物油が主成分のため保湿力が高く、ラベンダーやユーカリなど天然精油の香りでリラックス効果も期待できます”
by おきなわいちば

夏に欠かせない日焼け止め。その多くには、サンゴ礁を白化させる成分が含まれており、ハワイやパラオでは流通が禁じられている商品もあるほど。この日焼け止めは、サンゴや海洋生物に悪影響を及ぼす有害物質を使用せず、自然由来の成分で紫外線をプロテクトします（SPF50+ / UVA★★★★）。従来の白色タイプに続き、待望の肌色タイプも登場。持ち運びに便利なコットンバッグ付き。

▼ 教えてくれた方
おきなわいちば | 沖縄のつくる人と食べる人をつなぐ、暮らしと食のマガジン。地元編集部ならではの丁寧な取材記事に定評があり、沖縄のみならず県外の読者も多い。年4回刊行。 公式ウェブサイト :https://www.okinawa-ichiba.jp

▼ 買えるところ
那覇『樂園百貨店』や那覇空港『ドラッグストア リューホー』、オンラインストアなど

naturalshop

公式ウェブサイト :https://naturalshop.official.ec

首里石鹸のボタニカルハンドメイドソープCUBE石鹸8つセット（キューブBOX付）/ ¥4,400

“お肌に優しくて、香りも良く、そして見た目もカラフル。この石鹸を泡立たせる『バレリーナネット』をセットにしたら、とても喜んでもらえます。バラ撒き用のお土産としても最適です！”
by Little Chico

沖縄生まれのスキンケアブランド〈首里石鹸〉。その人気商品が、アロエベラやシークヮーサー、月桃といった天然の植物成分を使用したボタニカルハンドメイド洗顔石鹸です。原料はすべて天然素材で、使うたびに良質な天然香料の香りが鼻腔をくすぐります。ギフトにはキューブ状に切り出した数種類をアソートにしたセットがおすすめ。画像の8種セットの他、2種、3種、4種、5種のセットを揃えています。

▼ 教えてくれた方
Little Chico | イラストレーター。アメリカのカートゥーン文化に影響を受けたイラストを制作する。企業やアーティストに作品を提供するほか、自身のオリジナルグッズの制作も手掛ける。
インスタグラム :https://www.instagram.com/chico_illustration/

▼ 買えるところ
那覇『当蔵ギャラリーショップ本店』、那覇『国際通り松尾ギャラリーショップ』など、SuiSavon-首里石鹸-の各店舗にて

お問い合わせ先

SuiSavon-首里石鹸-

公式ウェブサイト :https://suisavon.jp

サン食品のこーれーぐす / ¥864

“どこのスーパーにも売っていて、合間にちらっと買えるので助かります。沖縄そばだけじゃなく、いろんな料理にかけても美味しいです”
by ジェニファー・ラベニタス

沖縄の食堂に入ると、必ずと言っていいほど、テーブルにあるこのボトル。それが〈サン食品〉の「こーれーぐす」です。小ぶりの島唐辛子を泡盛に漬け込んだ沖縄生まれの調味料で、現地では沖縄そばの味変として親しまれています。唐辛子の辛みだけでなく、泡盛のふくよかなコクが特徴で、鍋物や炒め物の隠し味として使うのもおすすめ。パンチが強いので、一滴ずつ味を確認しながらお試しあれ。

▼ 教えてくれた方
ジェニファー・ラベニタス | PRとして、国内外のプレス業務と制作業務を行う。ブランドやアーティストからの信頼も厚く、沖縄と東京を繋ぐブリッジ的な存在。

▼ 買えるところ
沖縄県内のスーパー、コンビニ、オンラインショップなど

お問い合わせ先

サン食品

公式ウェブサイト :https://sun-shop.jp

ペンギン食堂の石垣島のはちゃぐみ / ¥562

“〈ペンギン食堂〉と言えば、食べるラー油の元祖「石垣島ラー油」が有名ですが、おすすめしたいのは沖縄のポン菓子「はちゃぐみ」。クセになる美味しさで、食べたら止まらなくなります”
by セソコマサユキ

聞き慣れない名前ですが、お米に圧力をかけて膨らませるポン菓子のことを、沖縄では“はちゃぐみ”と呼びます。石垣島の人気店〈ペンギン食堂〉のはちゃぐみは、サトウキビの優しい甘みにまろやかな海水塩の旨みを効かせた味わいが評判で、多くのリピーターを生んでいます。なかには、砕いたはちゃぐみに牛乳をかけてグラノーラ風にしていただく、という上級者まで。生産数に限りがあるので、見つけたら即レジへ向かいましょう。

▼ 教えてくれた方
セソコマサユキ | 沖縄の魅力を発信する編集者・カメラマン。旅行情報サイト「沖縄CLIP」の編集長を務めるほか、沖縄のものづくりを伝える「島の装い。プロジェクト」を主宰。著書に『石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内』などがある。
公式ウェブサイト :http://masayukisesoko.com

▼ 買えるところ
石垣島『石垣ペンギン』、豊見城『島の装い。STORE』、オンラインショップなど

お問い合わせ先

株式会社ペンギン食堂

公式ウェブサイト :https://penshoku.com